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参加者募集! 次回 BIG EGG 発送作業
7月7日(水)6時〜 恵比寿・日能研ビル

2004年6月のFMICS

  • 禁煙が進む(鳥居 聖)
  • あったか大学創りただいま展開中(宮本 輝)
  •    FMICS6月例会 6月26日(土) 工学院大学:新宿
    ★★ゲストが変更になりました★★ <改訂6/17>
  • 名古屋FMICS6月例会 6月23日(水) 愛知大学:名古屋・車道
  •      FMICS SD 6月23日(水) 工学院大学:新宿
  •   速報8月のFMICS 9月4日(土)〜5日(日) 岐阜
  • ★★参加申し込み開始 参加費事前割引中!★★
    FMICS SYMPOSIUM 7月31日(土)〜8月1日(日) 新宿&千駄ヶ谷

      鈴木 匠 (目白大学進路指導課長)
      高木 幹夫(日能研代表)
      清水 建宇(朝日新聞社論説委員・大学ランキング編集長)
      その他盛りだくさん! 詳細は見出しをクリック
  • 【link】桜美林大学大学教育研究所主催 大学教職員研修会
      6月19日(土) 桜美林大学:淵野辺 詳細はこちら
  • 【link 会員著書案内】 山本 眞一 編 詳細はこちら
    『SD(スタッフ・ディベロップメント)が変える大学の未来』


禁煙が進む

 4/19朝日新聞夕刊にこんな記事が出ていた。喫煙家には耳の痛い話ではあるが。

 『喫煙者は採用選考の対象にさえしない企業が出てきた。・・大手企業はここまで顕著ではないが、社内禁煙の流れは確実に強まっている。たばこを吸うというだけで、「不適格」の烙印(らくいん)を押され、企業選択の幅が狭まる。・・喫煙者を採用から除外すると、良い人材が集まらないのでは、という不安もあったという。・・だが「まったくの杞憂だった。かえって会社の主張がはっきりみえると好評なくらい」と胸を張る。
「そして何より、優秀な人を採用できる」。優秀な学生ほど吸わない、との実感を得ているからだ。企業として利潤をあげるには、と考えた時、当然の結論だったという。』

 アメリカ社会では健康管理が出来ない者は企業のトップにはなれないと言う。いよいよ日本もアメリカの風土に近づきつつあるようだ。

 また本年3月9日には「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」をわが国も批准した。この条約によって、これまで各国が個別に実施しされていたたばこ対策について国際協力の枠組みを与える第一歩となるものであり、たばこ対策への取組や保健分野の国際協力に関するわが国の積極的な姿勢を示す上で大きな意義があると言われている。

 日本の大学での禁煙教育の現状について、ネット検索で調べてみたところ1万件を超えるヒットページがあった。中でも注目したのは兵庫県で、平成16年度の目標として、全国で初の県内すべての小・中・高校や大学の敷地内禁煙を目指し「受動喫煙防止対策指針」を決めている。法的な拘束力はないが画期的な指針と言えるであろう。

 日本の大学構内でも健康増進法の施行に伴い、受動喫煙防止対策を講ずる必要な措置が取られている。

 全面禁煙の大学と分煙の大学、喫煙場所も密閉空間か場所指定か、学内での煙草の販売の有無、学内の周知も啓蒙活動か看板だけか、など大学間で実施状況にかなり温度差があるようだ。

 利益を目指す民間会社では、イメージダウンは避けたいところであるが、この社会は何事にも無頓着の傾向が見られる。確かに良い点もあるが、気が付いたときにはかなり手遅れになっていると思われる事象も散見されている。

 新たなことを始めようとしたときには、急がば回れである。ルール違反を見逃さず、叱らず、笑顔で諭す。相手が参ったなと見て手取れたら、再度にっこりする。一罰百戒よりも格段に効果的なことは良識的な方々はすでに御了知のはずである。

(鳥居 聖)


あったか大学創りただいま展開中

 紫陽花の彩りが鮮やかな季節になりました。1年生の元気元気元気エネルギーで大学が満たされる一方、4年生は就職活動、教育実習で人生の勝負。梅雨の季節で気分はブルーですが、ここで真義さん直伝の“さわやかな笑顔で学生へ声をかける”のと“ぎゅっと握手して学生を褒める”が活きてきます。

 朝の笑顔のトレーニングで一日がスタート。鏡の前で笑顔の確認、「おはようございます。今日も一日明るく元気にいい笑顔で仕事をする。よし、行くぞ。」初めのうちは、おっかなびっくりでしたが、慣れてくるとこれが快感になってくる。しばらくして、名前をしっかり覚えて挨拶。これで学生がある日ガラッと変わる。これがすごい。時には私が圧倒されるくらい100%ジュースならぬ120%スマイルで挨拶してくる。さらには、掲示物を貼っているときにうしろから挨拶してくれるナイスな学生もいる。ある学生からは、「名前をきちんと呼んで挨拶してくれたのは宮本さんが初めて。家ではお姉ちゃん、友達はニックネームやあだ名だし!」。新たな気づきでした。学生の名前を覚えるのは、私の尊敬する師匠の1人である文教大学学生課の松本さんから学んだことです。

 挨拶が縁で話をするようになった学生の一部を紹介します。ヴァイオリン2年のWさん、最近ドトールコーヒーでバイトを始めた。平日は朝の6時から2・3時間程、後は土・日で入れる時。今までバイトやったことがなかったのでいろいろな体感をしている最中。私も少し早起きしてWさんスペシャルのコーヒーを飲みに行かなくては!

 トランペット2年のA君、昼休みに大学の中庭で涼んでいると、友人と昼食時間。なんと弁当を自分でこしらえたらしい。思わず声をかけ、シェフの話を聞く。「今日はご飯と水餃子。餃子の皮とひき肉買って包んだけど、なかなかうまくいかなくて。でもね、最後はバッチリすよ」携帯の写メールを見せてもらうと何ともすばらしい形の餃子が画面いっぱいに。「たくさんつくったので、焼餃子と水餃子に」「この水餃子のトッピング、なんとひき肉にポテトチップス入れたんす。」試食してみると何ともいえぬ未知との遭遇、うまい。さらに話が展開し、“神のシチュー”というのを写メールでみせてくれた。なんでも、隠し味にひき肉入れてものすごくうまかったので命名したとのこと。「宮本さん、何かいいおかずないっすか」お弁当のおかずで互いに成長していける存在である。

 2台ピアノの練習部屋を借りにくるピアノ3年のMさんと音楽教育3年のTさん、「宮本さん、もしかして私たちの名前知ってますか」「もちろん、姓名ばっちり覚えてるよ」「すごーい」名字はもちろん名まえはもっと大切、ご家族の方が一生懸命考えて命名した思いが入っています。

 挨拶から始まる学生との対話、そして互いの人生を知り、信頼関係が生まれ深まる。さらに、学生が成長していく姿を体感できることは、学生課にいる醍醐味でもあります。あったか大学創り、学生と共に展開中です。

(東京音楽大学学生課 宮本 輝)



FMICS 6月例会 (第483回例会)
★★ゲストが変更になりました★★ <改訂6/17>

●6月26日(土)の高等教育問題研究会FMICS6月例会のゲストは都合によ り黒羽亮一先生から和歌山大学監事・前立命館教育事業部長の小畑力人さんに変 わります。●小畑さんは、今、高等教育界で私学と国立をつなぐ人財として最も注目されてい る方です。たっぷりと時間をとってバリバリとディスカッションをしたいと思い ます。お仲間をお誘い下さい。

【日時】 2004年6月26日(土) 午後2時〜6時

【会場】  工学院大学新宿キャンパス 4階 0477教室

  • エレベーターは、4階には止まりません。3階または5階で降りて、階段で上下してください。

【テーマ】 私学の頑張り・国立の頑張り
       検証 立命館大学と和歌山大学の教育改革

【ゲスト】 和歌山大学監事 小畑 力人

【参加費】 会員:1,000円 学生:500円 非会員:1,500円

【申込先】 桜美林大学 出光 直樹 idemitsu@obirin.ac.jp



名古屋FMICS 6月例会 (第482回例会)

●6月のYFNは、高層13階 低層3階インテリジェント都市型キャンパスとして、今春4月オープンした愛知大学車道新キャンパス。今春にロースクールを開設し、再来年にはアカウンティングスクールも開設予定。市民に開かれたキャンパスとしてオープンカレッジも従来の規模を拡大し、3200名の受講生を誇る愛知県最大のエクステンションセンターに成長。その立役者である前エクステンションセンター事務長で現キャリアセンター事務長の胡麻本氏にその経過と新展開について語っていただきます。●また、新キャンパス見学会も予定たします。皆さまにはお仲間をお誘いの上のご参加ください。

【日時】 2004年6月23日(水) 午後5時半〜9時

【会場】  愛知大学車道新キャンパス

【テーマ】 愛知大学車道新キャンパス見学会と
       愛大エクステンションセンターの新展開

【スピーカー】 愛知大学キャリアセンター事務長 胡麻本 篤

【参加費】 社会人:1,000円 学生:500円

【申込&問い合わせ先】 高等教育問題研究会名古屋支部事務局
      林 憲和 (岐阜聖徳学園大学総合企画課) nhayashi@ha.shotoku.ac.jp



FMICS SD 153

●FMICS Staff Development 略して 「SD」は、月例会とは別に、原則として第3週の水曜の夜に開催されているゼミナール型の勉強会です。超競争時代をしたたかに活き抜くためにも、大学人一人ひとりの努力を束ねる場です。

(1)メディアチェック 
 あなたのアンテナが何かを感じた新聞・雑誌等の教育&経済トピックスを、切り抜いて持ちよりディスカッションします。トピックスは厳選して1件、A4縦判にコピー(15枚程度)して、氏名と簡単なメモを付してご持参ください。各自5分間程度のコメントをしていただきます。

(2)テーマを定めた継続的な勉強会
 いよいよ2004年4月から国立大学法人が誕生しました。予想を遙かに超える状況変化にいかに対処すべきか。ミクロな視点ではなく、大所高所からの意見交換をする場にしたいと思います。

【日時】 2004年6月23日(水) 午後6時30分〜8時30分

【会場】  工学院大学新宿キャンパス 高層棟27階 2710ゼミ室

*教室変更もあり得ますのでご注意ください。

【テーマ】 激変する時代を強かに活きる
       大学の危機回避を考える −6−

【参加費】 会員:500円 学生:300円 非会員:700円

【申込先】 出光 直樹(桜美林大学) idemitsu@obirin.ac.jp



速報 8月のFMICS

●7月のFMICSシンポジウムに続く、YFNが総力を挙げて企画するYFNシンポジウム。今年も素晴らしいゲストと、恒例の夜プロと翌日の観光で皆さまをお迎え致します。

【日時】 2004年9月4日(土)&5日(日)

【会場】 岐阜聖徳学園大学 羽島キャンパス / 浄土院

【テーマ】 大学人笑顔たくさん宣言
       大競争時代をいきいき活きる元気びと

【プログラム】
 9/4
  シンポジウム 1時〜5時
   多摩大学教授・元経営情報学部長 松浦 敬紀
   NHK岐阜放送局チーフアナウンサー 秋田 健
   総括 桜美林大学 大学教育研究所長 高橋 真義

  懇親会 鵜飼鑑賞

  夜の部 岐阜市柳ヶ瀬近く 浄土院

 9/5   観光 岐阜県武儀郡洞戸村 奥長良川
   高賀渓谷・高賀神水庵見学・鮎やな漁料理